
エクスキャリバーの発表は1995年のことです。しかし、エクスキャリバー国zは、その12ヶ月前から始まっていました。1994年度のバス・マスターズ・クラッシックで、次回のクラッシックの開催地がノース・キャロライナ州のハイ・ロック・レイクに決定された時に、ルアー・デザイナー達の夢はクラッシックで優勝することを念頭に置いたクランクベイト制作でした。水深4メートルを超えるゾーンを確実に攻めることができ、潜行効率に相反して、巻き取り負荷の小さい、つまり疲れないクランクベイトの開発に取りかかったのです。ルアーの加工にはそれまでアメリカ市場では使われることがなかったホログラムを使用しました。このルアーの数週間後に、ファットフリー・シャッド(BD7F)は見事に世界最高峰と言われる第15回バス・マスターズ・クラッシックのウイニング・ルアーとなったのです。エクスキャリバーは、新しい発想も数多く取り入れてきました。バレを最小限に抑えるためのローテーティング・フック(Tx3)の開発もその1つです。勝つために作り出されたブランド、エクスキャリバーは、2005年に更なるパワー・アップのためにロゴを変え、新たな次元へと飛び込んでいったのです。