1980年に設立されたルアー・カンパニー。熱狂的な釣り師でミズーリ州テーブルロック湖畔のリゾートオーナーでもあったジーン・ラルーによってミズーリ州で誕生した。ジーンは、ソルト・インジェクション法を考案した後パテントを取り、ワームにとっての革命とも言える「ソルト・ワーム」の生みの親となった。その記念すべきソルト・ワームの第一号が「ソルト・クロー」である。ゲーリー・ヤマモトの「センコー」誕生に遡ること17年も前の話である。ソルト・ワームの誕生後、生産拠点をオクラホマ州に移転した。1980年代中ごろには、全米に「ジーン・ラルー」のソルト・ワーム市場は拡大したが、その業績を目にする前にジーンはこの世を去った。2007年には、「3本足のフロッグ」でデザイン賞を取り、2010年には、エリートシリーズでトニー・ビッフルが「ビッフル・バグ」でぶっちぎりの優勝を果たすなど、数多くのトーナメントでのウイニングワームとなっている名作ルアー・ブランドである。
