
F2リボンテールはもっとも安定した動きを作り出すワームだと思う。サマーバッシングからミッドフォールにかけてはディスプレイスメントの要素も強い10インチサイズはランカーを狙う上でももっとも定評がある。水深2メートルから4メートルにかけてのウィードラインの外側や、リザバーなどでは急深なかけ上 がりなどに存在する障害物狙いでは欠かせないだろう。ウィードの藻面やボトムを確実に感じ取れるのであれば、1/8オンスシンカーに5/0フックはお勧めだ。しかし、ボトムを感じ取れないのであれば、3/16オンスや1/4オンスへとシンカーサイズを上げていかないと効果的にバスを狙っていけなくなるので注意して欲しい。 ミッドフォール以降には7.5インチや6インチサイズまでサイズダウンしていくと良い。一般的にワームのサイズダウンをしていくと、それに併せてシンカーのサイズも軽くしていくアングラーが多いが、リボンテールをボトムホップで使ったり、ハードカバーを攻めることを考えているのであればシンカーサイズを1/4オンスから3/8オンスくらいまで上げてしまってもおもしろいと思う。 ワームの釣りではラインの太さは重要な要素になってくると思う。特にランカーを狙うことも考えているのであれば、リボンテールで僕がもっとも薦めるラインサイズは20ポンドだ。個人的なことではあるが、僕が河口湖で釣りをする場合には、サマー・バッシングからミッドフォールにかけては20ポンドラインに1/8オンスのシンカー、そして5/0フックを使用していた。