結論から言えば、ジグの良し悪しは、コンスタントにかつ効率よく、厚いブッシュを貫通できるか、グラスベッドの中まで落とし込めるかに掛かっている。このジグは、フラットなボトム形状が先端に向けて18度持ち上がっており、マスタッドのウルトラポイントブラックニッケル フック、硬めのウイードガードと全身をすっぽり覆う50ストランドバイオフレックスシリコンスカートで構成されている。
このモデルの特徴は、日本ではあまり見かけない1ozを超える重たいモデルが設定されているところだ。グラスエリアなどヘビーカバーを釣るとき、確実にカバーを貫通し、底を取ることが出来る。また、ディープでも非常に使いやすい。 ラバージグを使う面白さは何と言っても、ランカーへの期待感だと思う。ラバージグでのアプローチで活性や水温が低い場合などに最初に考えていただきたいことが沈下率の調整だ。一般的にはスローにしていくことが良いのだが、ヘビーカバーなどを攻める場合には確実にラバージグがカバーを突き抜けてボトムを取ることが出来なければ意味がない。そこでブージグは、カバーの抜けがよいヘッド形状を採用した上で、フィネス用の1/4オンスからパワー用の1&1/4オ ンスモデルまでの6サイズをラインナップに取り入れてきた。 そうそう、ウインターからプリスポーニングの時期にはラバージグによるスローなボトムクローリングが非常に効果があると思う。ゆっくりと、ラバージグがボトムから離れることがないように、ドラッギングという感じで使ってみて欲しい。